専業主婦だって家事は夫婦で分担! ひとりで抱え込まないで!
みなさんのご主人は積極的に家事をやってくださいますか?
「率先してやってくれる」
というご家庭もあれば、
「言ってもやってくれない」
というご家庭もあるかと思います。
我が家はどうかというと、
「気づけばやってくれるが、気づかなければやらない」
という感じです。
子供が産まれてからは、私が専業主婦になったということもあるのか、イマイチ自分から積極的に家事を手伝ってくれる気配はありませんでした。
ですが、専業主婦だって決して家でダラダラしている訳ではありません!
子供のお世話や、習い事の送迎、地域行事への参加・・・
やることは山ほど!!!
でも、以前までの私は、なかなか自分から家事を手伝ってほしいという事ができませんでした。
「家事は専業主婦である自分がやることだ」という気持ちがあったからです。
それでも子供が増えてからは、自分ひとりで家事、育児をこなすのには限界がありました。
これでは子供にも悪影響が出ると思い、少しずつ主人にお願いするようになったんです。
今回はそんな我が家が家事を分担するようになるまでの経緯と、夫婦共に負担なく家事を分担できる方法をご紹介したいと思います。
まずは状況をわかってもらおう!
一言に専業主婦といっても、日中はひとりの方もいらっしゃれば、小さなお子さんと一緒の方などさまざまです。
我が家の場合、子供が3人いるのですが、全員幼稚園や小学校に通っているので、日中は自分のペースで家事をこなしていくことができます。
問題は子供たちが幼稚園や学校から帰ってきてからです。
次々に帰ってくる子供たちを迎え入れ、小学校組の宿題をみながら幼稚園児の「ママ遊ぼ!」攻撃に耐えつつ、習い事の送迎をします。
全員の習い事が終わったら、夕食を食べさせ、お風呂に入れます。
気づけばあっと言う間に寝かしつけの時間です。
そして大抵子供と一緒に寝落ちします(笑)
少し前までは、もう寝落ちしてしまうことが分かっていたので、それまでに洗い物をしたり、ゴミをまとめたり、乾いた洗濯物を畳んだり、散らかった部屋のおもちゃを片付けたり・・・
全部の家事を終わらせた状態にしておかなければと思い、猛スピードで家事をこなしていました。
寝落ちした後に帰ってくる主人に、残っている家事をやってもらうのが申し訳ないと思っていたからです。
でも、時間がないことにイライラしたり、子供たちも一緒に遊びたがっているのに遊んであげられなかったりと、かなりストレスが溜まっていました。
そこで主人に状況を説明しました。
初めに主人に話した時驚いたのが、
「まさかそんなに大変だと思っていなかった」
と言ったことです。
初めにお話したように、うちの主人は、
「気づけばやってくれるが、気づかなければやらない」
タイプです。
家に帰ったらすべて片付いているので、まさか私がそんなに追い詰められているとは知らなかったようです。
話し合いの結果、子供のことを優先しようということになりました。
子供が遊びたいと言ったら家事をする手を止めて一緒に遊びます。
それにより寝かしつけ前までに終わらなかった家事は、主人が帰ってきてからやる、ということにしました。
ママ友と話していても、同じように
「やれているんだから大丈夫だろう」
と思っているご主人は多いように感じます。
もし、ご主人が家事にあまり積極的ではないと感じたら、一度言葉にして話してみてください。
意外と気づいていないだけの場合もあるかもしれません。
本当はとても頑張っているんだということをはっきりと伝えて、大変なことを共有し、お互いにサポートできる部分を探してみてくださいね。
頻度の少ない家事から手伝ってもらおう!
毎日はやらなくてもいいけれど、月に1回、または季節ごとなど、定期的にやらなければいけない家事ってありますよね。
例えば、
- エアコンの掃除
- 換気扇の掃除
- 空気清浄機の掃除
- 窓拭き
- 庭の芝刈り
などなど
このようなあまり頻繁には行わない家事は、主人にお任せしています。
季節性の家事は、体仕事や背が高いほうがやりやすいっていうものが多いので、これを分担してもらえるとかなり助かります。
専業主婦だから家事の分担は言い出しづらいと思ってらっしゃる方も多いかと思いますが、こういったたまにしか発生しない家事であれば、手伝ってもらいやすいと思います。
ぜひお願いしてみてくださいね。
ただたまにしかない家事なので、やってほしいときちんと伝えないと気づかない可能性があります。
我が家はもちろん全く気づきません(笑)
そろそろやってほしいな、と思った時は、遠慮なく伝えるようにしましょう。
家事に土日はなし!負担の少ない仕事をお任せしてみよう!
うちの主人は基本的に土日休みのため、週末は朝から家に全員集合しています。
平日の慌ただしさとは違い、みんなのんびり過ごしています。
私以外は(笑)
専業主婦のつらいことといえば、なんといっても決まったお休みがないことです。
我が家も例外ではなく、土日関係なしで家事、育児に翻弄されています…
さらに土日には、平日に行けない子供の病院や、週末にまとめてする家事もこなしていかなければならないため、忙しさは平日以上!?
そんな時は、忙しさを分担!!
まず、私が子供を病院へ連れていっている間に洗濯物や洗い物をしてもらいます。
話し合いをしてからは夜にやってもらっているからか、言わなくても気づいてやってくれるようになりました!
そして、子供の習い事の送迎といった、難しくない内容をお任せします。
急に料理をしてほしいと言ってもきっと無理なので、できる範囲のことでお願いをしています。
このように土日でも、普段やる機会がある家事、あまりやる事はないけれど簡単な家事をお願いすれば、ご主人もあまり負担を感じずにやっていただけると思いますので、相談してみてくださいね。
【まとめ】お互いに無理せずできる範囲で!
こうやって家事の分担ができるようになってくると情報の共有が大切だなと思います。
ひとりで頑張ろうとする人こそ、
「専業主婦だから・・・」
と手伝ってもらうことに罪悪感を持っていたり、
なかなか言葉にして「手伝って」と言えないことが多いかと思います。
確かに専業主婦の場合、日中に子供が居なければ、ひとりの時間はあります。
ですが、ひとりの時間がすべて自分の時間というわけではありません。
家族が家に帰ってきてから快適に過ごせるために、部屋をきれいに掃除し、洗濯をしていい香りのするタオルやお洋服を用意し、大好きなご飯をいっぱい作って待っているんです。
日中でも小さいお子さんと一緒にいらっしゃる方は、この作業を育児をしながらこなしていますよね。
家にいる時間は家族のために費やしている時間です。
だからこそ、ひとりで家のことをすべてやるのはとても大変ですし、そもそもひとりでこなす必要はありません!
夫婦で話しあい、家族にとって無理のない生活スタイルを見つけていってくださいね!